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春闘ですなぁ

さて、春闘とか言う春の風物詩の時期がやってきたね。

まぁ、労働組合の皆さん、頑張ってね。

で、以下は労働組合に関して、かなり辛口な話を書くから、嫌な人は読まないでね。読んでから文句は無しね。


。。。と言う逃げをあらかじめしておいて、本題。

私は労働組合が嫌い。

今まで、その手の組織に属してきた事が無いから、解っていないという部分もあるんだけど、それにしても酷い。

近年やってることは、どうでも良い平和運動や政治運動がメインで、労働者の労働条件向上なんて二の次。

冒頭で出した春闘も、非正規雇用には何の関係も無いんだよ。

むしろ、労働組合がベアだなんだとこだわると、非正規雇用にしわ寄せがきている気がする。

ミルトン・フリードマンが「労働組合が組合員に対して獲得する賃上げは、主として組合の外にいる他の労働者の犠牲においてである」と言う言葉を残したらしいけど、共感を覚える。
(彼の提唱する経済理論については、全面的に賛同できない部分は残るが)

しかし、それでも労働組合は必要だとは思う。
ただし、従来の日本型労働組合は全部解体して欲しい。

何が労働者の労働条件や生活の向上に繋がるのか、そしてそれが社会に受け入れられるようにどうあるべきか、真剣に向き合う事が必要な気がする。

とか書くとあちこちから怒られるか(笑)

でもさ、非正規で働いている人が既存の労働組合に助けられた事例ってないよね。
大体、最近流行りのユニオンが救いの手を差し伸べてるよね。

労働組合。もう一度その存在意義を考えてみないかい?

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プレミアムフライデーって美味しいの?

さて、久々の更新。
単純に、面倒くさかっただけで、他意はなく。。。
昔から、日記の類が長続きした事が無くて。。。


で、長続きしなさそうな取組である「プレミアフライデー」とやらが、2月最後の金曜日から実施された。(上手く話を切り替えたつもり)

先日、某所でこういう話が有った。

「プレミアムフライデーを導入するにあたって、就業規則の変更等で対応するのが大変だ」(意訳)

初めはピンと来なかった。

と言うのは、私は単純に「最終金曜日の午後に、有給休暇取得を促進して、早く帰るなら外食やら旅行やらで金を使え」と言う、政府の適当かつ無駄な政策だと決めつけているので、「就業規則」との絡みが解らなかったのだ。

しかし、真面目な事業主や社労士の方は、「国策としてやる以上は、最終金曜日そのものを拘束時間としない方法」を考えていて、「就業規則で就業時間を変更するなり、特殊な条文を設けて対応するしかない」と言う話になってしまったらしい。

思わず「なるほど」と声が出てしまった。前述の通り、軽く「午後有休」くらいのノリで考えていたので、全く虚を突かれた気分だったからだ。

その考え方自体を批判するつもりは全くないし、プレミアムフライデーの広報を見ても「事業主はどうするべきか」が全く見えないので、真面目に考えれば考えるほど泥沼にはまってしまうのはある意味当然。

個人的には、政府が思い付きでやる程度のよく解らん施策は、適当に受け流せば良いと思う。

で、このプレミアムフライデーについて、私自身が思うところを述べると、
「早く帰っても使う金が無いんだから、まずは賃金上げろよボケ!」
と言う一言で終わってしまう。

行政府や立法府は、思い付きでムダ金使って成果の出ない施策を打って、自己満足するより、もっと実利のあることをして欲しい。
そして、経済界や労働組合、メディアと言った各界もそれに迎合しないで欲しい。

殆どの労働者は「プレミアムフライデー?何それ美味しいの?」だと思うよ。

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プロフィール

福吉 郁

Author:福吉 郁
札幌で会社?勤めをしながら開業社労士をしています。
そして、艦これやら戦史やら歴史やら大好きなのです。
真面目に労働問題語ったり、艦これのイベント報告したり、適当な日々を書き連ねます。
艦これが終わったら?それはその時考えるよ。
各種ご相談歓迎。詳しくは事務所のホームページ見てね。(こっちは真面目に書いてるよ)

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ツイッターもやってるよ。あまりつぶやかないけど。。。

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